籾山仁三郎「梓月」伝 : 実業と文芸
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書誌事項
籾山仁三郎「梓月」伝 : 実業と文芸
幻戯書房, 2023.4
- タイトル別名
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籾山仁三郎梓月伝
- タイトル読み
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モミヤマ ニサブロウ「シゲツ」デン : ジツギョウ ト ブンゲイ
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注記
籾山仁三郎年譜: p263-269
内容説明・目次
内容説明
籾山は江戸から続く飛脚問屋の三男坊としてうまれるが、その実家は継がず、婿入りした海産物問屋も継がず、出版業を生業とする実業を開始する。籾山にとってはまず生業が重要であり、文芸を余技と位置づける。籾山は経済に対する関心も強かったが、これまで採りあげられる機会は無かった。本書は、“生業と余技”という観点から籾山の遺業を捉え直す試みである。
目次
- 日本橋っ子・籾山仁三郎
- 日本橋から築地へ
- 生業“出版社経営”
- 余裕の余技と多彩な趣味
- 余技“俳諧文芸”
- 生業“雑誌の編集・販売”と余技“寄稿”
- 三文豪“荷風・鷗外・漱石”に向かう姿勢
- 先達と後継
- 生業“会社員”と余技“俳諧”
- 告別
- 追悼
「BOOKデータベース」 より