少女ダダの日記 : ポーランド一少女の戦争体験

書誌事項

少女ダダの日記 : ポーランド一少女の戦争体験

ヴァンダ・プシブィルスカ [著] ; 米川和夫訳

(角川新書, [K-419])

KADOKAWA, 2023.4

タイトル読み

ショウジョ ダダ ノ ニッキ : ポーランド イチ ショウジョ ノ センソウ タイケン

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注記

角川書店 1965年刊の再刊

年表: p228-235

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

第二次大戦下、ナチス・ドイツは小国ポーランドの国土を踏みにじり、残虐の限りをつくした。本書はその占領下を生きたポーランド人の一少女の記録だ。明るくみずみずしく、ときに感傷的な日常に、突如踏み込んでくる暴力。さまざまな美名や口実のもと、争いをやめられない私たちに少女が告発する。1965年刊行の名著を復刊。

目次

  • 1942年 アニンで(日記をつけだすことに…;恐ろしいほどさびしい夕べ;十五夜の月と星;ユダヤ人をのせた汽車が……;幸福って、いったい?;美しいものはすべてはかなく;このドイツ兵だって人間だもの……;ユダヤ人だという、ただそれだけのために;涙はかわいて、どこへ消えてゆく?;ワルシャワがまっかに燃えだした;若者こそ、祖国ポーランドのいしずえ;クリスマス)
  • 1943年 ワルシャワで(戦争の最後の年になりますように;「狩りこみ」がつづく;これが戦争のあとの春だったら!;自分のへやの自分の机で;銃声の中の復活祭;爆弾の雨、ワルシャワの空に;日記帳よ、さようなら!)
  • 1944年 ワルシャワで(みんなといっしょに勉強が…;恐ろしい思い出のかずかず…;復讐はぜひとも必要だろうか?;バーシャ、笑って!笑いなさい!!;べったりと地面に伏せて;姉のところへ!;ボリシェヴィキがくるだろう……;もうだめだと、なんど……;ハーニャとの別れ;いったいそれほどまでにして?;武器を手に立つ、その時が!;ポーランドの国旗がひるがえっている!!;市民諸君に栄光あれ!;いつになったらこの花を兵士たちに……;最後の血の一滴の流れつくすまで;自由か、死ぬか、どっちかだ!!;祖国のため、ワルシャワのため;ワルシャワ、それは抵抗の意志;吹きとばされた!;すべて祖国にささげよう;『ニェメン川のほとり』;けれどその後は……;人は生きるため最後まで戦う)
  • つけたり ダダのつづった幻想と思い出(わたしのハーニャ!;20年後のワルシャワ(幻想);わたしたち3人組の思い出)

「BOOKデータベース」 より

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