東大野球部には「野球脳」がない。 : 最下位チームの新・戦略論!
著者
書誌事項
東大野球部には「野球脳」がない。 : 最下位チームの新・戦略論!
文藝春秋, 2023.4
- タイトル別名
-
The University of Tokyo baseball club
- タイトル読み
-
トウダイ ヤキュウブ ニワ ヤキュウノウ ガ ナイ : サイカイ チーム ノ シン センリャクロン
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内容説明・目次
内容説明
野球脳=一瞬の判断力。甲子園に出場するような強豪校のエリート選手たちは、高いレベルの実戦や練習を経験しているので、無意識のうちに「野球脳」が培われている。彼らはゲームの流れをつかんだ「一瞬の判断力」によって、チームの勝利に貢献しているのだ。東大野球部の選手たちは、この「野球脳」が決定的に欠けている。
目次
- プロローグ 大越健介は、応援している。
- 第1章 最終決戦の直前まで、希望はあった。―明治に引き分け、慶応に勝利…。死に物狂いで考えて「勝ち点」を目指していた。
- 第2章 井澤駿介、エースには信念がある。―チームで一番になっても勝てない。文武両道は論外だ。目指すところはプロの道。
- 第3章 宮﨑湧、バッティングにすべてを捧げた。―あらゆる分析と血のにじむ努力を積み重ねても、大事なところで体が硬くなってしまう。
- 第4章 松岡泰希、キャプテンは勝ちたかった。―他大の野球エリートたちは、人生の賭け方が違う。東大生はめちゃくちゃ甘えている。
- 第5章 二〇二二年の秋には、光と闇があった。―最高のスタート…。死に物狂いの学生コーチは、「勝ち点4」はいけると思った。
- 第6章 三十三人の四年生部員は、違う夢を見ていた。―チームのことを必死に考えていた副将が、最後にはキャプテンと断絶してしまった。
- 第7章 梅林浩大、新キャプテンが思っていること。―野球に対して真剣に取り組んでいた先輩たち。組織の強さには、あと何が必要なのか。
- エピローグ そして人生は続く。
「BOOKデータベース」 より