象の鼻から言語学 : 主語・目的語カメレオン説
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書誌事項
象の鼻から言語学 : 主語・目的語カメレオン説
開拓社, 2023.4
- タイトル別名
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象の鼻から言語学 : 主語目的語カメレオン説
- タイトル読み
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ゾウ ノ ハナ カラ ゲンゴガク : シュゴ・モクテキゴ カメレオンセツ
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注記
参考文献: p151-153
索引: p154-156
内容説明・目次
内容説明
本書は、三上章(1960)『象は鼻が長い』を出発点として、言語学の問題「主語・目的語って何だ?」に取り組みます。調査の結果、日本語の主語も目的語も、「カメレオン」でした。カメレオンが周囲の色に応じて体の色を変えるように、主語も目的語もさまざまな助詞をかぶって変装しています。さらに、小・中・高の国語・英語の教科書も調査し、「主語・目的語の教科間の揺らぎ」や形容詞・副詞の謎も明らかにしていきます。
目次
- 1章 日本語の「象は鼻が長い」―三上章氏の主張の最短要約
- 2章 世界の言語の「象は鼻が長い」―そんなにあるの?
- 3章 日本語の主語の問題―主語はカメレオン
- 4章 日本の教科書の中の「目的語」―日本語には、目的語があるの?
- 5章 日本語の目的語の問題―おぬしもカメレオン!
- 6章 日本語の形容詞の問題―活用か環境か
- 7章 カメレオン発見テスト―んだってテスト・のはテスト・にへテスト・数字テスト
- 8章 おわりに―混乱を減らすために
「BOOKデータベース」 より