書誌事項

ソヴィエト科学の裏庭 : イデオロギーをめぐる葛藤と共存

金山浩司編 ; 藤岡毅 [ほか] 執筆

(水声文庫)

水声社, 2023.4

タイトル読み

ソヴィエト カガク ノ ウラニワ : イデオロギー オ メグル カットウ ト キョウゾン

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注記

その他の執筆者: S・コルサコフ, 市川浩, K・トミーリン, 斎藤宏文

人名索引: p295-302

内容説明・目次

内容説明

スターリンの時代の哲学者・科学者たちは、公定イデオロギーと権力に翻弄されるばかりであったのか。マルクス主義、遺伝学、量子力学、植林計画をめぐる論争を中心に、闘争する研究者たちの科学的探求の試みに光を当てる。

目次

  • ソヴィエト・マルクス主義哲学史の再解釈に向けて
  • 1 イデオロギーの側から(ソヴィエトにおける「マルクス主義」公式化の始まり―一九二〇年‐一九三〇年代始めの哲学・科学論争;“メンシェヴィキ化する観念論”―アブラム・デボーリン;“走狗”の肖像―マルク・ミーチン;流浪する国際主義者―エルネスト・コーリマンにおける自然科学と哲学)
  • 2 科学の側から(“愛国的・唯物論的物理学者”―ヴァシーリー・ノズドリョフとモスクワ国立大学物理学部の教員たち;量子力学の“唯物論的ペレストロイカ”―ヤーコヴ・テルレツキー;“異化”と“同化”―相対性理論とソヴィエト・マルクス主義の邂逅;生物界と自然環境を“作り変える”科学思想の理念と現実―ダーウィン、ヴェルナツキイ、スターリン、ルィセンコ)

「BOOKデータベース」 より

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