親鸞、漱石、そして釈尊 : 未解明思想を解析する「思想学」の開拓

著者

    • 大小路, 悠行 オオコウジ, ユウコウ

書誌事項

親鸞、漱石、そして釈尊 : 未解明思想を解析する「思想学」の開拓

大小路悠行著

花伝社, 2023.4 , 共栄書房(発売)

タイトル読み

シンラン ソウセキ ソシテ シャクソン : ミカイメイ シソウ オ カイセキ スル 「シソウガク」 ノ カイタク

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内容説明・目次

内容説明

親鸞「自然法爾」「悪人正機」、漱石と「老荘思想」の関係、釈尊「天上天下唯我独尊」―通説化されてきた論の誤りを実証的に解き明かす。人口に膾炙し、歪曲された思想の核心を、客観的資料から探る新たな試み―“思想学”へのいざない。

目次

  • 第1部 神話としての「自然法爾」と「悪人正機」―親鸞をめぐる通説について(親鸞の「廻向」解釈の極度の独自性;「自然法爾」の神話性;「悪人正機」の神話性)
  • 第2部 夏目漱石の未解明な思想―「老荘思想」との関係で(漱石の論文「老子の哲学」;「老子の哲学」以後;「自己本位」と老荘思想;「自己本位」と則天去私;「文芸の哲学的基礎」と老荘思想)
  • 第3部 釈尊思想と「天上天下唯我独尊」(釈尊は「天上天下唯我独尊」と獅子吼したのか;『ミリンダ王の問い』と「無師独悟」;釈尊思想に根拠があるのは「天上天下唯我独悟」)

「BOOKデータベース」 より

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