封鎖法の現代的意義 : 長距離封鎖の再評価と地理的限定
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封鎖法の現代的意義 : 長距離封鎖の再評価と地理的限定
大阪大学出版会, 2023.3
- タイトル別名
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封鎖法の現代的意義 : 長距離封鎖の再評価と地理的限定
- タイトル読み
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フウサ ホウ ノ ゲンダイテキ イギ : チョウキョリ フウサ ノ サイヒョウカ ト チリテキ ゲンテイ
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注記
博士論文「海上封鎖の国際法における実効性の意義 : 長距離封鎖の再評価と自衛権の均衡性要件による補完」(大阪大学大学院国際公共政策研究科, 2020.12)に加筆修正したもの
公益財団法人末延財団の出版助成を受けて出版されたもの
参考文献目録: p307-336
内容説明・目次
内容説明
2度の世界大戦でイギリスが実施した長距離封鎖は果たして合法であったのか。そして、海上封鎖は現代でも有効な海戦の方法であり続けているのであろうか。これらの問いについては現代でも論争が続いている。本書は17世紀以降今日に至るまでの国家実行、関連の判例及び学説を網羅的に分析して長距離封鎖の合法性を評価するとともに、封鎖法を現代的な視点で捉え直し、過去及び今後設定される海上封鎖に統一的な評価基準を提供しようと試みたものである。
目次
- 序章 問題の所在
- 第1部 海上封鎖の理論分析(海上封鎖の概念;海上封鎖の中心的要件たる実効性)
- 第2部 黎明期からロンドン宣言に至るまでの海上封鎖の実効性(黎明期から第2次武装中立に至る国家実行の蓄積と海上封鎖の大原則の萌芽;パリ宣言における実効性の原則の明文化;ロンドン宣言における封鎖法の完成)
- 第3部 海上封鎖の地理的限定の現代的様相(両次世界大戦における長距離封鎖の評価;海上封鎖をめぐる第2次世界大戦後の新展開)
- 終章 封鎖法の現代的意義
「BOOKデータベース」 より