愉楽の経済学 : マルサスの思想的水脈を辿って

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愉楽の経済学 : マルサスの思想的水脈を辿って

柳田芳伸編

昭和堂, 2023.5

タイトル読み

ユラク ノ ケイザイガク : マルサス ノ シソウテキ スイミャク オ タドッテ

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

生活における快適さ(comfort)は時代によってどのように変遷してきたか。マルサスが唱えた愉楽の標準(standard of comfort)を軸に、J.ステュアート以降、J.S.ミル、マーシャル、ヴェブレン、ロバートソンなど9人の経済学者たちの思索を辿る。

目次

  • 序章 「愉楽の標準」と経済学者たち―思索的水源としてのT.R.マルサス
  • 第1章 奢侈的な豊かさは幸福を意味するか―J.ステュアートの嗜好の標準と生存の標準
  • 第2章 商業社会における幸福の世俗化―W.ペイリーと幸福の平等配分論
  • 第3章 「悪習」と「困窮」に対する「動機づけ」の政策思想―D.スチュアートにおける「愉楽の標準」に焦点を当てて
  • 第4章 生活標準論の真相―T.R.マルサスにおける「貧窮の標準」と「愉楽の標準」との相違
  • 第5章 多様な私有財産制の可能性と政府の役割―J.S.ミルの『経済学原理』における幸福と適度な「快適の標準」
  • 第6章 進歩の源泉を求めて―A.マーシャルの生活標準への途
  • 第7章 ゆたかさと不平等分配―T.B.ヴェブレンにおける「品位の標準」が意味するもの
  • 第8章 余剰と余暇―J.A.ホブスンにおける分配の人間的原理
  • 第9章 経済の進歩、変動、格差―D.H.ロバートソンにおける「安楽の標準」と「生活の標準」

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD01875572
  • ISBN
    • 9784812222164
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    viii, 267p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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