モンパルナス1934
著者
書誌事項
モンパルナス1934
blueprint, 2023.5
- タイトル別名
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Montparnasse 1934
- タイトル読み
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モンパルナス 1934
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注記
主な参考文献: p379-380
内容説明・目次
内容説明
日本文化を世界へ。伝説的プロデューサーの足跡。文化人のサロンとして知られる「キャンティ」創業者の川添浩史は1934年に21歳でパリへ渡り、モンパルナスを拠点に国際感覚を身につけた。本書にはパリで川添と親交のあった若き日のロバート・キャパや岡本太郎、坂倉準三、原智恵子をはじめ、ジャン・コクトー、ポール・ヴァレリー、オーギュスト・ペレ、ジャンゴ・ラインハルト、ゲルダ・タロー、藤田嗣治、仲小路彰、三浦環、吾妻徳穂といった国内外の著名人が数多く登場する。日本の文化を世界へ。キャンティで川添の薫陶を受けた村井邦彦は夢のバトンを託された。伝説のレコード会社「アルファレコード」を旗揚げした村井は、荒井由実や赤い鳥など優れたアーティストを世に送り出す。そして、ついにアルファから世界に羽ばたく存在が登場する。それがYMOだ。川添はモンパルナスで何を学び、後の世代に何を託したのか。作曲家でプロデューサーの村井邦彦が日本経済新聞社編集委員の吉田俊宏とともに、多くの資料と証言に基づきながら、大胆な創作を交えてつづったヒストリカル・フィクション。
目次
- カンヌ 一九七一年一月
- マルセイユ 一九三四年夏
- マルセル
- アンティーブ〜モンテカルロ
- エッフェル塔
- ポン・ヌフの大天使
- パリ〜鮫島
- 富士子とゲルダ
- 万博と映画祭
- 第二次世界大戦
- 終戦 山中湖
- アヅマカブキとキャパ
- 梶子
- YMO 一九七九年八月
「BOOKデータベース」 より