〈絶望〉の生態学 : 軟弱なサルはいかにして最悪の「死神」になったか
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書誌事項
〈絶望〉の生態学 : 軟弱なサルはいかにして最悪の「死神」になったか
講談社, 2023.4
- タイトル別名
-
Ecology of despair
絶望の生態学 : 軟弱なサルはいかにして最悪の死神になったか
- タイトル読み
-
〈ゼツボウ〉ノ セイタイガク : ナンジャクナ サル ワ イカニ シテ サイアク ノ「シニガミ」ニ ナッタカ
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注記
参考文献・Webサイト: p280-283
内容説明・目次
内容説明
現在、野生生物たちは大きな危機―地球史上6度目の大量絶滅―に直面している。さまざまな人間活動(土地改変、乱獲、外来種問題、気候変動など)が、彼らを追い詰めている。生態学者がその事実を明らかにしてきた。しかし、絶望してしまうのは、まだ早い。絶望的事実を直視することが、希望の種をまくことにつながる。生物多様性の危機を把握し、生物多様性の保全を進めるために、生態学が、そして本書が間違いなく役に立つ。
目次
- 序章 環境問題の元凶は人口増加か?
- 第1章 環境問題の構造―“共有地の悲劇”は回避できない!?
- 第2章 4000倍vs.6分の1―生物多様性の不都合な真実
- 第3章 4つの禍い―巨大隕石を凌駕する人間活動の中身とは?
- 第4章 マンモスが絶滅した理由―どんな種が人間活動の影響を受けやすいのか?
- 第5章 メスだけになったキタシロサイ―個体数の少ない集団は絶滅しやすいのか?
- 第6章 ラッコが消えれば海も死ぬ―生物多様性が減少すると生態系はどうなるのか?
- 終章 絶望するしかないのか?
「BOOKデータベース」 より