教養として知っておきたい33の経済理論
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教養として知っておきたい33の経済理論
彩図社, 2023.6
- Other Title
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The 33 economic theories relating to general education
33の経済理論 : 教養として知っておきたい
- Title Transcription
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キョウヨウ トシテ シッテ オキタイ 33 ノ ケイザイ リロン
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Note
2020年刊の再編集
主要参考文献: 巻末
Description and Table of Contents
Description
普通に社会人をしていれば、誰しも「経済理論」や「経済学」について、なにかしら聞いた覚えがあると思われます。「神の見えざる手」「悪貨は良貨を駆逐する」というような言葉は、誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか?「経済理論」や「経済学」というのは、経済の仕組みを解き明かしより良い社会をつくろうというものです。そして我々の社会や生活に大きな影響を与えています。マルクス経済学のケースからもわかるように、経済理論というのは、必ずしも正しいものばかりとは限りません。そういう経済理論と実体経済の相違についても、紹介していきたいと思います。
Table of Contents
- 第1章 今日から使えるお役立ち経済理論(コンコルドの誤謬―大きなプロジェクトは途中でやめられない;返報性の法則―人には報恩の心理がある;フット・イン・ザ・ドア・テクニック―小さな頼み事から徐々に大きくする「段階的要請法」;囚人のジレンマ―裏切りのリスクがあると人は協力しない;“無制限”のゲーム―なぜ都会の人は冷たく田舎の人は親切なのか?;最後通牒ゲーム―人の嫉妬心は損得勘定をも超える)
- 第2章 顧客の心理を読み解く経済理論(ナッジ理論―消費者は常に賢いわけではない;心の家計簿―物の価値は人の気持ちによって変わる;自信過剰の法則―ほとんどの人は自信過剰である;アイエンガー商品選択の法則―品揃えが多すぎるとかえって売上げが減る;プロスペクト理論―人は儲けよりも損失を重要視する;ハロー効果―最初の強い印象で全体の印象が決められる)
- 第3章 歴史を変えた経済理論(アダム・スミスの経済理論1―“神の見えざる手”の本当の意味;アダム・スミスの経済理論2―最下層の人々が豊かであることが最善の社会;アダム・スミスの経済理論3―税金はそれぞれの担税力に応じて負担すべし;資本主義とは何か ?―国が介入しない自由な経済活動;マルクス資本論―労働者は必ず資本家から搾取される;ケインズの経済理論1―不況の時は政府が公共投資をすべし;ケインズの経済理論2―不景気のときには金利を下げるべし)
- 第4章 大人として知っておきたい経済理論(グレシャムの法則―悪貨は良貨を駆逐する;マルサスの人口論―食糧生産は人口の増加に追いつけなくなる;リカードの比較優位理論―貿易は他国より優位な品を輸出せよ;シャハトの経済理論1―すべての局面に通用する経済法則などない;シャハトの経済理論2―経済に一人勝ちはあり得ない;渋沢栄一の道徳経済合一説―商売と公益は一致していなければならない;シュンペーターの経済理論―好景気は技術革新によってもたらされる)
- 第5章 現代世界を動かす経済理論(ゴールドスミス・ノート理論―お金をつくりだす根本理論とは?;不換紙幣システム―なぜ現代の紙幣は貴金属との兌換をしなくなった?;現代の基本金融システム―我々は拡大再生産を義務付けられている?;マネタリズム理論―世界に貧富の格差をもたらした!?;MMT 現代貨幣理論―政府は財政赤字を気にしなくてもいい!?;ビットコイン理論―人類のための新しい通貨の形?;ピケティの経済理論―90年代以降、世界の貧富の格差が急拡大している)
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