柄谷行人『力と交換様式』を読む

書誌事項

柄谷行人『力と交換様式』を読む

柄谷行人ほか著

(文春新書, 1410)

文藝春秋, 2023.5

タイトル別名

柄谷行人力と交換様式を読む

タイトル読み

カラタニ コウジン『チカラ ト コウカン ヨウシキ』オ ヨム

内容説明・目次

内容説明

交換の問題を考え続けて六十年余。交換様式がもたらす「力」を軸に資本主義の構造に迫った思想体系は、ついに著作『力と交換様式』として完成をみた。この書はいかにして着想され、書かれたのか。識者たちは、どう読むか。その全貌が明らかに。

目次

  • 1 著者と読み解く『力と交換様式』(「柄谷行人」ができるまで―「交換の力」を考え続けた六十年;講演「力と交換様式」をめぐって(國分功一郎×斎藤幸平);モース・ホッブズ・マルクス)
  • 2 「思考の深み」へ(可能性としてのアソシエーション、交換様式論の射程;交換様式と「マルクスその可能性の中心」;文学という妖怪)
  • 3 『力と交換様式』を読む(柄谷行人はすべてを語った(大澤真幸);転移D―友・親・店・鬱(東畑開人);希望の現実化のために(渡邊英理);「不可能の可能性」の追究;霊の力はどこから来るのか)

「BOOKデータベース」 より

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