ドイツ現代史とシュタイナー学校の闘い Deutsche Zeitgeschichte und der Kampf der Waldorfschulen um die Freiheit

書誌事項

ドイツ現代史とシュタイナー学校の闘い = Deutsche Zeitgeschichte und der Kampf der Waldorfschulen um die Freiheit

遠藤孝夫著

東信堂, 2023.4

タイトル読み

ドイツ ゲンダイシ ト シュタイナー ガッコウ ノ タタカイ

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注記

ドイツ現代史およびシュタイナー学校関連年表: pxiii-xv

参考文献: p309-319

内容説明・目次

内容説明

ナチスによる弾圧を乗り越え、戦後のドイツ教育に新たな自由の風を吹き込んだシュタイナー学校の100年!第一次世界大戦終戦後、社会のあり方を刷新すべく壮大な構想の下誕生したシュタイナー教育。1世紀以上にわたるその時代は、ナチス体制による強制閉鎖、そして敗戦後の混乱の中で、教育の自由と権利を追求する「闘い」の歴史だった―。戦禍のドイツで繰り広げられたシュタイナー学校「存続」のための葛藤と、戦後の「私立学校の自由」のための法改正を目指した奮闘を描く!

目次

  • 序章 本書のねらいと構成
  • 第1章 シュタイナー学校の創設とヴァイマル時代の学校運動の展開(第一次世界大戦直後の社会三層化運動の展開;シュタイナー学校の創設とその基本理念;ヴァイマル時代におけるシュタイナー学校運動の展開)
  • 第2章 ヒトラー第三帝国とシュタイナー学校の闘い(ヒトラーの権力掌握とナチズム教育政策の展開;ヒトラー第三帝国とシュタイナー学校の闘い;シュタイナー学校の実態とナチ当局への働きかけの意味)
  • 第3章 戦後初期ドイツにおけるシュタイナー学校の再建と基本法第7条の成立(ナチズム崩壊とシュタイナー学校の再建;自由ヴァルドルフ学校連盟の結成と「私立学校の自由」の理念表明;基本法第7条の成立とシュタイナー学校の間接的関与)
  • 第4章 「私立学校の自由」を求める闘いと私立学校法制の「肥沃化」(基本法第7条の具体化と南西ドイツ地区における私立学校法の制定;シュタイナー学校の教員養成の展開とその公的地位獲得の闘い;私学助成の充実を求める裁判闘争と私立学校法制の「肥沃化」)
  • 結語

「BOOKデータベース」 より

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