『おくのほそ道』謎解きの旅 : 身体感覚で「芭蕉」を読みなおす

Bibliographic Information

『おくのほそ道』謎解きの旅 : 身体感覚で「芭蕉」を読みなおす

安田登著

(ちくま文庫, [や-40-3])

筑摩書房, 2023.5

Other Title

身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。 : 『おくのほそ道』謎解きの旅

おくのほそ道謎解きの旅 : 身体感覚で芭蕉を読みなおす

Title Transcription

『オク ノ ホソミチ』ナゾトキ ノ タビ : シンタイ カンカク デ「バショウ」オ ヨミナオス

Available at  / 22 libraries

Note

「身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。」(春秋社 2012年刊) の改題, 加筆, 文庫化

参考文献: p312-315

シリーズ番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

芭蕉は、『おくのほそ道』に暗号のようなコード(術語)を潜ませた。「歌枕」の呪術性、地名に込められた意味とは?意図的に未完成のフィクションとした理由は?当時の俳人の素養だった謡曲を元に書かれた古典名作を、能楽師が易しく案内する。この世とあの世のあわいの者として、芭蕉が義経鎮魂の旅をする。死と再生を経て、亡者を幻視し謡い、鎮まる。

Table of Contents

  • 第1章 そぞろ神が旅路へと誘う―歌枕を巡る「能」の旅
  • 第2章 謎を解く「ワキ」―芭蕉はなぜ「コスプレ」をしたのか
  • 第3章 死出の旅―現実との別れ、異界との出会い
  • 第4章 中有の旅―「時間」が「空間」になる旅
  • 第5章 再生の旅―「旅心」定まり異界に遊ぶ
  • 第6章 鎮魂の旅―夢の跡に重なる物語

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