ラオス山地民とラム歌謡 : 内戦を生き抜いた宗教・芸能実践の民族誌

書誌事項

ラオス山地民とラム歌謡 : 内戦を生き抜いた宗教・芸能実践の民族誌

平田晶子著

風響社, 2023.2

タイトル別名

ラオス山地民とラム歌謡 : 内戦を生き抜いた宗教芸能実践の民族誌

タイトル読み

ラオス サンチミン ト ラム カヨウ : ナイセン オ イキヌイタ シュウキョウ ゲイノウ ジッセン ノ ミンゾクシ

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注記

博士論文(東京外国語大学、2021年) を加筆修正したもの

参考文献: p299-318

索引あり

内容説明・目次

内容説明

在来音楽にとってオンライン化とは!歌い継がれてきた在来音楽の電子媒体化は、音楽を楽しむ人間の身体経験に劇的な変革を要求している―。五感統合の従来型から視聴覚に傾斜した今日の受容のあり方は、大衆と芸能者の「場」をどのように変えていくのだろうか。

目次

  • 第1部 オンライン状況下の在来音楽の民族誌的記述に向けて(序論;民族誌的探究の背景―調査村の概観)
  • 第2部 五感統合の軸―伝統文化の維持(ラムとは何か;民間治療とラム歌唱―紡がれる祖先と子孫の社会関係;感覚器間相互作用を活かした創造的な調整行為―仏教化を背景に;五感統合の音楽的行為―複数の精霊との遊びの事例)
  • 第3部 五感分断の軸―在来音楽配信のオンライン化(多感覚の減縮に伴う音楽経験;総括と討論)

「BOOKデータベース」 より

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