日蓮学の現代
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日蓮学の現代
春秋社, 2023.5
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ニチレン ガク ノ ゲンダイ
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内容説明・目次
内容説明
身延入山750年を期に問い直す日蓮聖人の教え。身延期に深化した日蓮聖人の思想を、教化学の見地から多方面にわたって、29名の新進気鋭から斯界の泰斗が論じる論文集。
目次
- 感染症と宗教―蒙古襲来と『立正安国論』の意味合い
- 友人として―Friendship
- 「従果向因」からみた日蓮の思想―中古天台との比較を中心に
- 日蓮聖人身延在山九ヶ年の意義について―教化学的視座に立って
- 誰が「死の安寧」を保証するのか
- 阿那律説話と日蓮遺文―天眼獲得譚と稗飯供養
- 薬王如来と薬王菩薩
- チベット語訳法華経和訳(一)
- カギュ宗の他空説―シトゥ・パンチェン・チュキジュンネ著『問答宝鏡』抄訳とケンポ・カルマ・ゲンドゥンの解説
- 金東華に依る「日蓮の「仏界縁起説」について」の訳注(下)
- 佐渡期から身延期への日蓮聖人
- 身延山における日蓮聖人の日々の活動について―文永十一年
- 日蓮聖人の「災難」の実体験と信仰
- 『観心本尊抄』における能観と所観
- 『開目抄』の「人開顕」について
- 比企谷妙本寺蔵写本『立正安国論』小考
- 中世の日蓮霊跡参詣―佐渡の場合
- 佐渡の日蓮霊場における信仰の落書き―塚原根本寺祖師堂・真浦日蓮堂を中心に
- 『日蓮大聖人御伝記』版本の追究―千葉県立中央図書館蔵本と筆者蔵本から
- 本妙日臨における日蓮聖人図顕大曼荼羅の書写〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より