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新自由主義教育からの脱出 : 子ども・若者の発達をみんなでつくる

ミカリス・コントポディス著 ; 北本遼太, 広瀬拓海, 仲嶺真訳

新曜社, 2023.5

タイトル別名

Neoliberalism, pedagogy and human development : exploring time, mediation and collectivity in contemporary schools

新自由主義教育からの脱出 : 子ども若者の発達をみんなでつくる

タイトル読み

シン ジユウ シュギ キョウイク カラ ノ ダッシュツ : コドモ ワカモノ ノ ハッタツ オ ミンナ デ ツクル

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注記

文献: p137-149

内容説明・目次

内容説明

成功と消費へと駆り立てる新自由主義の時代。それは子ども・若者の将来展望や職業選択をいかに方向づけ、どのような困難をもたらしているか。善意の大人もまた、いかに加担してしまうのか。ドイツの実験的中等学校でのエスノグラフィー、アメリカの「フリーダムライターズ・プロジェクト」、ブラジルの「大地の教育学」の教育実践を通して、新自由主義的教育の隘路と、それに対抗する集合的な営みの可能性を描き出す。

目次

  • 序章 未来を見つめて
  • 第1章 学習、発達と自己のテクノロジー―ドイツの実験的中等学校における危機的状況と周縁化への対処
  • 第2章 「今しかない」―学校から仕事への移行のための発達的時間性
  • 幕間 「これじゃ何も始められないんだ」
  • 第3章 フリーダムライターズ、カリフォルニア1994〜1998―メタ省察が学校における学習と発達のためのラディカルに新しい発展性をつくり出すとき
  • 第4章 集合的な過去と未来をなす―ブラジル、エスピリトサント州の土地なし農民運動における「大地の教育学」
  • エピローグに代えて―学習のダイナミクスと生成としての発達

「BOOKデータベース」 より

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