中世社会の終焉と近代国家の誕生
著者
書誌事項
中世社会の終焉と近代国家の誕生
(河出新書, 062 . 一神教全史 / 大田俊寛著||イッシンキョウ ゼンシ ; 下)
河出書房新社, 2023.5
- タイトル読み
-
チュウセイ シャカイ ノ シュウエン ト キンダイ コッカ ノ タンジョウ
大学図書館所蔵 全48件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献: 巻末pi-ix
内容説明・目次
内容説明
複雑な宗教史を鮮やかに解き明かす、決定的書物の登場。下巻では、中世末期のキリスト教世界に花開いた、スコラ学から話が始まる。学問の隆盛は、従来の信仰を内破させる作用をももたらし、宗教改革の運動が勃発。その混乱を抑止するため、人工的な国家に主権を付与するという思想が提唱される。こうして誕生した主権国家という「新たな神」は、急速に成長し、近代の最強国アメリカを成立させる一方、ナチズムの惨劇をも生み出す。そして中東では、ユダヤ人国家が再建されるが、イスラム主義の抵抗を招き寄せる―。
目次
- 第10講 スコラ学の発展―十二世紀ルネサンスからトマス・アクィナスまで
- 第11講 宗教改革の時代―イタリア・ルネサンスの人文主義からドイツ三十年戦争まで
- 第12講 近代的な国家主権論の形成―ピューリタン革命の動乱、社会契約論の提唱
- 第13講 アメリカ合衆国の宗教状況―新大陸発見から福音派台頭まで
- 第14講 ナチズムの世界観―アーリア人種優越論と反ユダヤ主義
- 第15講 イスラエル再建とイスラム主義興隆―ユダヤ人問題の歴史、現代の中東情勢
「BOOKデータベース」 より