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南洋のエレアル

中路啓太著

中央公論新社, 2022.11

タイトル読み

ナンヨウ ノ エレアル

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注記

主要参考文献: p429

初出: 「中央公論」2021年3月号-2022年6月号

内容説明・目次

内容説明

「エレアル」—パラオの言葉で、「明日」「未来」の意味。太平洋戦争さなかの昭和17年。日本統治下のパラオ・コロール島。小学校教員である宮口恒昭の長男・智也はある事件をきっかけに、パラオ人少年のシゲルと親友になった。だが、父の転勤で智也も隣島へ転校することに。二年が過ぎ偶然再会したふたりは喜び合うが、戦争の暗い影は、こののどかな南の島々にも迫っていた—。時は流れ、昭和63年末。パラオ共和国独立準備のため訪日したシゲルは、天皇の容体悪化が報じられる中、戦後すぐ消息が途絶えた宮口家の人々を捜しはじめるのだが…。日本人とパラオ人の歴史と心の交流、戦争の悲惨さ、そして日本人の未来を問う、感動長篇。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD02289983
  • ISBN
    • 9784120055973
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    429p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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