法と感情の哲学
著者
書誌事項
法と感情の哲学
勁草書房, 2023.5
- タイトル別名
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The passions of law
- タイトル読み
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ホウ ト カンジョウ ノ テツガク
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注記
監訳・訳: 橋本祐子
内容説明・目次
内容説明
「法」の世界から「感情」は排されなければならないのか?ヌスバウム、ソロモン、ポズナー、ミノウといった錚々たる論客が、怒り、嫌悪、羞恥心、復讐心、ロマンティック・ラブなどの感情を多角的に考察。「法=理性」と「感情」の二項対立から脱却して、「法と感情」研究という新たな分野を確立した記念碑的論文集。
目次
- 1 嫌悪感と羞恥心(「悪徳あふれる暗渠」―嫌悪感、身体、法;進歩主義者よ、嫌悪感を活用せよ;感情を表すとはどのようなことか)
- 2 後悔と復讐心(正義対復讐―法と感情充足について;道徳認識論、応報感情、イエス・キリストの「調子外れの道徳哲学」;後悔・責任・刑罰―大衆文化の分析;民主制の病い(Dis−ease)―怒りと刑罰のやっかいな性質について)
- 3 愛、赦し、臆病(感情的な人々をつくりあげる―ロマンティック・ラブの場合;恐怖・すくんだ脚・逃亡―ある兵士の物語;さまざまな制度、さまざまな感情―大規模な暴力への償い)
- 4 正義への情熱(感情と「法の権威」―ベンサムとオースティンによる主題の変奏;法における「感情対感情主義」;ハーラン、ホームズ、正義への情熱)
「BOOKデータベース」 より