歴史の観念
著者
書誌事項
歴史の観念
紀伊國屋書店, 2023.5
- : 新装版
- タイトル別名
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The idea of history
- タイトル読み
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レキシ ノ カンネン
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内容説明・目次
内容説明
「歴史」とは何か―ヘロドトスからデカルト、ヘーゲル、クローチェ、トインビーらにいたる歴史観の変遷を踏まえながら、独自の歴史哲学を構想する名著。
目次
- 第1部 ギリシャ・ローマ修史(神権政治的歴史と神話;ヘロドトスによる科学的歴史の創始;ギリシャ思想の反歴史的傾向;歴史の性質と価値についてのギリシャ的考え方;ギリシャの歴史研究法とその限界;ヘロドトスとツキディデス;ヘレニズムの時代;ポリュビオス;リヴィウスとタキトゥス;ギリシャ・ローマ修史の特性)
- 第2部 キリスト教の影響(キリスト教的観念の影響力;キリスト教的修史の特性;中世の修史;ルネサンスの歴史家;デカルト;デカルト派の修史;反デカルト学説(1)ヴィーコ;反デカルト学説(2)ロック、バークレー、ヒューム;啓蒙運動;人間的自然に関する学)
- 第3部 科学的歴史の出発(ロマン主義;ヘルダー;力ント;シラー;フィヒテ;シェリング;ヘーゲル;へーゲルとマルクス;実証主義)
- 第4部 科学的歴史(イギリス;ドイツ;フランス;イタリア)
- 第5部 結論(人間性と人間の歴史;歴史的想像;歴史的証拠;過去の経験の追体験としての歴史;歴史の主題;歴史と自由;歴史的思考が生む進歩)
「BOOKデータベース」 より