キリスト教学校の「犯罪」 : 明治学院大学「教科書検閲」事件

書誌事項

キリスト教学校の「犯罪」 : 明治学院大学「教科書検閲」事件

寄川条路編

(「学問の自由」シリーズ)

社会評論社, 2023.5

タイトル別名

キリスト教学校の犯罪 : 明治学院大学教科書検閲事件

タイトル読み

キリストキョウ ガッコウ ノ「ハンザイ」 : メイジ ガクイン ダイガク「キョウカショ ケンエツ」ジケン

内容説明・目次

内容説明

本書は、明治学院大学事件の概要を説明し、教科書の使用について大学側の主張と教授側の主張をそれぞれ紹介したうえで、裁判所の判断に基づいて事件の要点を整理したものである。本書によって、授業を盗聴したり教科書を検閲したりして、教員を調査し排除していたキリスト教学校の「犯罪」が告発される。

目次

  • 序章 「明治学院大学事件」の概要(授業盗聴から教員解雇までの経緯;労働審判委員会の調停 ほか)
  • 第1章 教科書が不適切なので解雇する―大学側の主張(キリスト教大学への誹謗中傷―『教養部しのろ教授の大学入門』;倫理学とは関係のない教科書―『教養部しのろ准教授の恋』 ほか)
  • 第2章 教科書検閲は自由の侵害である―教授側の主張(新感覚の大学入門―紀川しのろ『教養部しのろ教授の大学入門』;教養科目の教科書―紀川しのろ『教養部しのろ准教授の恋』 ほか)
  • 第3章 教科書も授業も不適切ではない―裁判所の判断(事件の概要;被告(大学)の主張 ほか)
  • 終章 「明治学院大学事件」の裁判記録(労働審判委員会の調停結果;東京地方裁判所の判決主文 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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