書誌事項

アポリアとしての和解と正義 : 歴史・理論・構想

梅森直之編 ; 野尻英一 [ほか著]

(和解学叢書, 2 . 思想・理論 = Thought and theory||シソウ・リロン)

明石書店, 2023.3

タイトル別名

和解学の創成

Creation of the reconciliation studies

思想理論

アポリアとしての和解と正義 : 歴史理論構想

タイトル読み

アポリア トシテノ ワカイ ト セイギ : レキシ・リロン・コウソウ

注記

その他の著者: 小山淑子, 土佐弘之, 上杉勇司 [ほか]

文献あり

内容説明・目次

目次

  • 第1部 和解と記憶(記憶の器としての“私”、歴史の器としての“国家”を超えて――和解学のための詩学とマイクロポリティクスへ;和解学の教育手法―キャンパス・アジアENGAGEの教育実践からの考察)
  • 第2部 和解と正義(和解の困難さについて―南アフリカから東南アジアへ、彷徨う移行期正義との関連で;「想像の共同体」の和解をめぐる忘却と諦観―歴史の他者化と争点の伏流化;動態的プロセスとしての和解―過去の不正への対応)
  • 第3部 和解と歴史(東アジアにおける歴史と正義―東アジアの歴史生産における似て非なるハビトゥス;歴史認識と非認知的和解―戦後日韓関係に関する一解釈)
  • 第4部 事例としての日韓関係(被害者意識の克服―未来志向の謝罪と相互的な非支配;日韓関係に絡みつく感情を解きほぐすために―ある日本人外交官の問いを手がかりとして;「神なき」アジアにおける「神ある」和解の試み―戦後日韓キリスト教会間の「和解」運動再考)

「BOOKデータベース」 より

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