中世哲学
著者
書誌事項
中世哲学
(哲学がわかる)
岩波書店, 2023.5
- タイトル別名
-
Medieval philosophy : a very short introduction
哲学がわかる中世哲学
- タイトル読み
-
チュウセイ テツガク
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注記
原著 (Oxford University Press, 2016) の翻訳
関連年表: 巻末p9-12
参考文献: 巻末p13-16
読書案内: 巻末p17-21
日本の読者のための読書案内: 巻末p22-31
内容説明・目次
内容説明
中世哲学は長い時間をかけて広い地域で発展した。そして、その影響は大きくはかりしれない。私たちは世界を理解するために、哲学をより深く知るために、中世哲学を学ばなければならない。プラトンとアリストテレスの哲学をベースに約1500年にわたって展開し、ギリシア・キリスト教、ラテン・キリスト教、アラビア、ユダヤという四つの伝統が入り組んだ歴史に第一人者が明確な輪郭を与える。最新の研究動向を踏まえた序文と文献表を付す。
目次
- 1 序章
- 2 初期中世哲学の見取り図
- 3 後期中世哲学の見取り図
- 4 中世哲学の諸領域
- 5 制度と文学形式
- 6 普遍―アヴィセンナとアベラール
- 7 心、身体、死―アヴェロエスとポンポナッツィ
- 8 予知と自由―ボエティウスとゲルソニデス
- 9 社会と最善の生―イブン・トゥファイルとダンテ
- 10 なぜ中世哲学か?
「BOOKデータベース」 より