ハイクポホヤの光と風
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ハイクポホヤの光と風
音楽之友社, 2023.6
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ハイクポホヤ ノ ヒカリ ト カゼ
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Note
『音楽の友』誌の連載「80歳の屋根裏部屋」(2015年9月号-17年8月号), 「ハイクポホヤの光りと風」(2017年9月号-21年10月号) を再構成し、加筆・変更のうえ単行本化したもの
Description and Table of Contents
Description
ヘルシンキから北へ230キロ―別荘のあるハイクポホヤに降り注ぐ光や吹き抜ける風のように舘野の心を掴む音楽、人、場所にまつわるエッセイ集。
Table of Contents
- 第1部 共に歩んだ作曲家(30年ぶりのモーツァルトを弾く;復帰リサイタルで弾いたバッハ=ブラームス“シャコンヌ”;シベリウスにまつわる思い出;ポスト・シベリウス、メラルティンとマデトヤ;フィンランドの独立記念日に聴いたレイヴィスカ;親友、ノルドグレン;星の響きを音にしたシサスク;グリンカ=バラキレフの“ひばり”―性分に合うレパートリー;自分の世界を広げてくれた作曲家ムソルグスキー、グラナドス、ファリャ;草原を疾駆するハチャトゥリアン!;高校時代に手に入れたヴァンサン・ダンディの楽譜;心惹かれるセヴラックの音楽;巻きリールに残されたショーソンの演奏;多彩なイメージを音楽にするパブロ・エスカンデ;アイスランドの作曲家、マグヌッソン;髙田三郎作品を通して想う;池内友次郎と藝大での授業;気取らず率直な中田喜直;純粋で美しい精神の人、三善晃;矢代秋雄の“協奏曲”と“ソナタ”;足の裏で大地を掴み取る間宮芳生の音楽;八村義夫―ぼそぼそと狂気のごとく狂おしく;豊増門下の三羽烏―小澤征爾、末吉保雄、舘野泉;心友、末吉保雄;独自の魅力を秘めた吉松隆作品;成熟と飛躍を遂げる平野一郎;谷川賢作と見続けるジャズの世界;湧き上がる想いを掬う、coba;風を感じる梶谷修作品;躍動と沈黙が響き合う、久保禎作品;光永浩一郎の“サムライ”と出会って;林光の“花の図鑑・前奏曲集”;さまざまな左手ピアノ作品)
- 第2部 旅は続く(ハイクポホヤの別荘;両親とのエピソード;海辺の母からのメッセージ;疎開の記憶とコキア;かつて演劇に出演したこと;息子ヤンネとヴァイオリン;シベリウスのピアノ録音;フィンランドのクリスマス;ムーミン作家トーベ・ヤンソン;ソ連演奏旅行;熱気に包まれたインド、密林が覆うラオス;ミャンマーでのコンサート;外交官で友であるコポネンと巡ったバリ島、ルーマニア、サラエボ;もう一度行ってみたい南米の国々;プラハにある2つのホール;琉球音楽と神々の気配;アイノラでのリサイタル―秋篠宮両殿下をお迎えして;ドイツの教会と南仏の酒蔵;ななつ星in九州―肥前、豊後の旅;長野でのスダーンとの特別な協演)
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