カフカエスクを超えて
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カフカエスクを超えて
(カフカの小篇を読む)
春風社, 2023.4
- タイトル読み
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カフカエスク オ コエテ
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注記
参照した文献: p447-470
内容説明・目次
内容説明
パンデミックや戦争など超現実的とも思える事態が起きている現実世界と対峙しつつ、カフカの小篇を読む。エッセイ集『ことばへの気づき』(2021年)続篇。
目次
- 第1部 現実と非現実の境を行き交う(「商人」―膝をかがめて細い鏡をのぞきこむ;「天井桟敷にて」―“止めろ”と渾身の叫びを上げるやも知れない;「隣人」―ハラスは、いつも非常に急いでいて ほか)
- 第2部 脇に身を置いて眺める(「小さな寓話」―この長い壁がみるまに合わさってきて;「根気だめしのおもちゃ」―球の意見によると…;「もどり道」―心の影は消えてくれない ほか)
- 第3部 終わらないように終わる(「こま」―不器用な鞭で叩かれたこまのように、彼はよろめいた;「皇帝の使者」―使者はなんと空しくもがいていることだろう;「出発」―遠くから、喇叭の音が聞こえてきた ほか)
「BOOKデータベース」 より