制度会計における利益概念の意義
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制度会計における利益概念の意義
流通経済大学出版会, 2023.5
- タイトル読み
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セイド カイケイ ニ オケル リエキ ガイネン ノ イギ
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注記
博士学位論文「利益概念の現代的意義」(中央大学大学院2016年3月18日)に加筆修正を行い、書籍化したもの
参考文献: p188-197
内容説明・目次
内容説明
利益観の観点から制度会計における利益概念の意義を探求。現行制度会計では、ボトムラインの利益が包括利益となり、純利益は包括利益算定の過程で求められるようになった。包括利益算定の過程で求められる純利益は、資産負債観という枠組みの中における純利益であり、収益費用観における純利益とはその性格を異にする。そこで、収益費用観と資産負債観を利益そのものの本質的相違としてとらえ、純利益と包括利益の意味内容の違いを明らかにする。
目次
- 序論 本書の目的と構成
- 第1章 アメリカにおける利益概念の歴史的変遷―1930年代から1970年代を中心に
- 第2章 収益費用観と資産負債観
- 第3章 アメリカにおける資産負債観の台頭とその展開
- 第4章 日本における利益概念
- 第5章 IASBにおける利益概念
- 第6章 資産および負債の認識・測定
- 第7章 その他の包括利益とリサイクリング
- 第8章 純利益と包括利益
- 終章 本書の総括と今後の課題
「BOOKデータベース」 より