先住民から見た世界史 : コロンブスの「新大陸発見」

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先住民から見た世界史 : コロンブスの「新大陸発見」

山本紀夫 [著]

(角川文庫, 23672. [角川ソフィア文庫||カドカワ ソフィア ブンコ ; I-421-1])

KADOKAWA, 2023.5

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先住民から見た世界史 : コロンブスの新大陸発見

Title Transcription

センジュウミン カラ ミタ セカイシ : コロンブス ノ シンタイリク ハッケン

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Note

「コロンブスの不平等交換」(2017年刊)の改題,再構成加筆

参考文献: 巻末pi-ix

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 I-421-1」と記載あり

Description and Table of Contents

Description

コロンブスが15世紀に持ち帰った中南米原産のトウモロコシや、その後に伝わったジャガイモは、ヨーロッパの人口増加に大きく貢献した。他方、アメリカ大陸へ持ち込まれた疫病は、先住民の急激な人口減少を引き起こす。世界の食卓を豊かにした作物の伝播は、のちに「コロンブスの交換」と呼ばれるが、先住民にとっては略奪や侵略に他ならなかった。南米アンデスをフィールドに農学と人類学を研究する著者が描く、もう一つの世界史。

Table of Contents

  • 第1部 ヨーロッパに与えたもの(トウモロコシ―コロンブスが持ち帰った穀類;トウガラシ―世界各地の食文化をになう;ジャガイモ―ヨーロッパの飢えを救う )
  • 第2部 先住民にもたらされた災厄(サトウキビ―砂糖の生産と奴隷;馬と牛―生活を破壊したヨーロッパの家畜;天然痘―先住民の凄惨な悲劇)
  • 終章 コロンブスの功罪

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  • 角川文庫

    角川書店 1949-

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