「戦前歴史学」のアリーナ : 歴史家たちの一九三〇年代

書誌事項

「戦前歴史学」のアリーナ : 歴史家たちの一九三〇年代

歴史学研究会編 ; 加藤陽子責任編集

東京大学出版会, 2023.5

タイトル別名

The arena of "prewar historiographies" : historians in the 1930s

戦前歴史学のアリーナ : 歴史家たちの一九三〇年代

「戦前歴史学」のアリーナ : 歴史家たちの1930年代

タイトル読み

「センゼン レキシガク」ノ アリーナ : レキシカ タチ ノ センキュウヒャクサンジュウネンダイ

注記

歴史学研究会創立90周年記念シンポジウム「『戦前歴史学』のアリーナ--1932 : 歴研が生まれた頃」 (開催日・場所: 2022年12月18日・ 早稲田大学早稲田キャンパス8号館106教室) を基にしたもの

内容説明・目次

内容説明

「戦前」を繰り返さないために。多様な歴史学が興隆し新たな担い手たちが登場した史学史上の転換期だった1930年代―「戦後歴史学」のネガとして忘却され埋もれてきた「戦前歴史学」の実像に迫る。

目次

  • 1 一九三〇年代の歴史学の「刷新」と黎明期の『歴史学研究』
  • 2 「宮崎市定」の誕生―一九三〇年代の軌跡
  • 3 一九三〇年代の歴史系学会と史学史ブーム
  • 4 社会経済史学会の創立と一九三〇年前後の社会経済史研究
  • 5 戦前東洋史学の展開と歴史学研究会の創立者群像
  • 6 歴史学研究会と二つの皇国史観―平泉澄・吉田三郎を中心に
  • 7 両大戦間期フランス歴史学界における危機と刷新―L・フェーヴルの視点から
  • 8 「左派外交史学」の曙光―一九三〇年代日本のマルクス主義史家たち

「BOOKデータベース」 より

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