「悪所」の民俗誌 : 色町・芝居町のトポロジー

書誌事項

「悪所」の民俗誌 : 色町・芝居町のトポロジー

沖浦和光著

(ちくま文庫, [お77-1])

筑摩書房, 2023.6

タイトル別名

悪所の民俗誌 : 色町芝居町のトポロジー

タイトル読み

「アクショ」ノ ミンゾクシ : イロマチ・シバイマチ ノ トポロジー

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注記

文藝春秋2006年刊の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

「“悪”という言葉の裏側には、だれきった日常性を破壊するデモーニッシュな力が潜んでいた」(「あとがき」より)。都市の盛り場は、遊女や役者など賤視された「制外者」たちの呪力が宿る場所だった。なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか。芸能を業とする人びとは、どのように暮らし、どんな芸を生み出したのか。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をさぐる。

目次

  • 第1章 わが人生の三つの磁場
  • 第2章 「悪所」は「盛り場」の源流
  • 第3章 遊女に潜む霊妙なパワー
  • 第4章 「制外者」と呼ばれた遊女と役者
  • 第5章 特異な都市空間としての「悪所」
  • 第6章 “悪”の美学と「色道」ルネサンス
  • 第7章 文明開化と芸能興行
  • あとがき
  • 解説 身体・声・音により表現される文化と社会、国家、制度(松尾恒一)

「BOOKデータベース」 より

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