無言板アート入門
著者
書誌事項
無言板アート入門
(ちくま文庫, [く34-1])
筑摩書房, 2023.6
- タイトル別名
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Zen and the art of say nothing boards
- タイトル読み
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ムゴンバン アート ニュウモン
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注記
その他のタイトル、シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
誰かがなにかの目的で立てたはずなのに、雨風や紫外線などの影響で文字が消えてしまった街角の看板たち。そんな“もの言わぬ看板”=「無言板(Say Nothing Board)」を、作り人知らずのストリートアートとして鑑賞する。美術評論家である著者が、まち歩きの道すがらに発見、収集した路上の芸術をカラーで約200点収録&解説。これを読めば、いつものさんぽ道がまったく新しい美術館に見えてくる!
目次
- 第1章 定義:無言板とは何か(役に立たない;もの言わぬ看板;レディメイドの禅;無言板の類型と特徴)
- 第2章 鑑賞術:気がつけば街角は美術展(コンセプチュアルアート―言うことなしの芸術;アノニマスアート―作り人知らずの芸術;ミニマルアート―最少限であることの美学;ファウンドオブジェ―見立てのカ;コンクリート・ポエム―ストリートの詩篇;都市のポートレート―現代を生きる私たちの分身)
- 第3章 考察:無と消費をめぐる文化史(無のキャンペーン;ナンセンスの森;無為に多忙;何もしないという戦術)
「BOOKデータベース」 より