東アジア漢文世界と日本語
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東アジア漢文世界と日本語
(「訓読」論, [正])
勉誠出版, 2022.11
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ヒガシアジア カンブン セカイ ト ニホンゴ
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注記
その他の編者: 市來津由彦, 田尻祐一郎, 前田勉
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
「訓読」はなぜ、私たちにとって「課題」であり続けるのか—「訓読」という異文化理解の方法を再考し、日本伝統文化の形成、日本人の「知」の問題として位置づける。また、「訓読」という手法を、東アジア世界の文化交渉から見つめ直し、漢字・漢字文化圏の成立、その内部での個々の文化形成のあり方を論じる。
目次
- 第1部 異文化理解の「課題」としての訓読(「訓読」の思想史—“文化の翻訳”の課題として;近代における「漢文直読」論の由緒と行方—重野・青木・倉石をめぐる思想状況;ピジン・クレオール語としての「訓読」 ほか)
- 第2部 訓読と日本語・日本文化の形成(日本における訓点資料の展開—主として音読の視点から;近世における漢文訓読法の変遷と一斎点;漢文訓読体と敬語 ほか)
- 第3部 訓読論の地平(“訓読”問題と古文辞学—荻生徂徠をめぐって;表現文法の代用品としての漢文訓読;日本漢文の訓読とその将来 ほか)
「BOOKデータベース」 より