吉本隆明『心的現象論』の読み方

書誌事項

吉本隆明『心的現象論』の読み方

宇田亮一著

アルファベータブックス, 2023.5

新版

タイトル別名

吉本隆明心的現象論の読み方

タイトル読み

ヨシモト タカアキ シンテキ ゲンショウロン ノ ヨミカタ

注記

2011年に刊行された『吉本隆明『心的現象論』の読み方』(文芸社)を一部修正し、「補章」と「新版あとがき」を加えたもの

主要な引用・参考文献: p247-248

内容説明・目次

内容説明

『心的現象論』の根幹にある「個人幻想」「対幻想」「共同幻想」とは一体何なのか。自分自身との関係、他者との1対1の関係、組織や集団との関係。この次元の異なる“3つの対人関係”を理解することによって、「人の心」と「人の心の不調」の本質が鮮やかに見えてくる!精神・発達障害者の人が気持ちよく働き続けるためには―著者が携わる「就労支援」の場に、吉本思想を交差させた「補章」を新たに収録。

目次

  • 第1章 “心”をどうとらえるか(“ヒトの心”と“ネコの心”の違い;「個人幻想」「対幻想」「共同幻想」 ほか)
  • 第2章 “心の不調”とは“対人関係の不調”のことである(生物学的精神医学と『心的現象論』の視点の違い;3つの“対人関係の不調” ほか)
  • 第3章 “心理療法”を“対人関係”の視点から読み解く(臨床心理学と『心的現象論』の視点の違い;心理療法の有効性 ほか)
  • 第4章 『心的現象論』には知恵が詰まっている(臓器移植;育児 ほか)
  • 補章 “思想の言葉”と“生活の言葉”とが出会う場所「就労支援」(“思想の言葉”;“生活の言葉” ほか)

「BOOKデータベース」 より

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