古代インドのアングリマーラ伝承 : 歎異抄十三条・漢訳経典・仏伝図像から読み解く

書誌事項

古代インドのアングリマーラ伝承 : 歎異抄十三条・漢訳経典・仏伝図像から読み解く

白須淨眞編

法藏館, 2023

タイトル別名

古代インドのアングリマーラ伝承 : 歎異抄十三条漢訳経典仏伝図像から読み解く

タイトル読み

コダイ インド ノ アングリマーラ デンショウ : タンニショウ ジュウサンジョウ カンヤク キョウテン ブツデン ズゾウ カラ ヨミトク

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内容説明・目次

内容説明

歎異抄13条の一節である。釈迦をも殺そうとした少年アングリマーラを通して、親鸞は人間存在の基底を業縁と見極めた。その宿業観へ至る思索に多大な影響を与えたこの伝承は、漢訳経典や仏伝図像、そして九条武子、柳原白蓮にまで及ぶ。様々な角度からせまる画期的論文集。

目次

  • 第1章 アングリマーラ伝承の内陸アジア・東アジアへの広がり(「ひと千人ころしてんや」(『歎異抄』十三条)、そのはるかなる彼方―親鸞が意識した漢訳経典とは;アングリマーラの漢訳語について―指鬘と鬘、華鬘との相関;アングリマーラ伝承を描く仏伝レリーフと壁画、漢訳経典―ガンダーラのレリーフとクチャ石窟群の壁画を中心とする図像の解析)
  • 第2章 漢字仏教文化圏におけるアングリマーラ伝承の展開(鳩摩羅什から央掘魔羅へ;『歎異抄』十三条の「宿業」と「業縁」の相関―親鸞思想における「宿業」について)
  • 第3章 近代日本におけるアングリマーラ伝承(九条武子と柳原白蓮の指鬘外道(アングリマーラ)―相違する二人の苦悩とその諸相、武子・白蓮論をかねて)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD0262041X
  • ISBN
    • 9784831877604
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    458, 16p, 図版 [8] p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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