書誌事項

笑いの日本史

舩橋晴雄著

中央公論新社, 2023.6

タイトル読み

ワライ ノ ニホンシ

内容説明・目次

内容説明

「神楽」から「漫画」まで、『古事記』から『北齋漫画』まで、日本の笑いを辿る。数々の笑いを生み出した豊饒の文明を取り戻す。

目次

  • 神楽―神も笑い人も笑う
  • 言の葉―言霊の幸はふ国
  • 物語―異界からの来訪者
  • 仮名―日本語の成立
  • 国風―日本人の美意識
  • 今様―「日本第一の大天狗」の秘密
  • 誑惑―だましだまされる
  • 戯画―宗教画として見る
  • 凡俗―「達人」と「くらき人」
  • 御伽噺―浦島説話の変遷
  • 禅画―瓢箪ナマズの禅問答
  • 同朋衆―笑いを生む社交の場
  • 頓智―風狂と栄衒の大喧嘩
  • 狂言―救済劇として観る
  • 俳諧―連歌から生まれる笑いの文藝
  • 寓話―動物に仮託した人間の性
  • 笑話―笑いで教化する
  • 浮世―虚の笑いと実の笑い
  • 軽口―落語家の三人の祖
  • 気質―「気質」と「気質」
  • 遊里―誰もが知りたい「手練手管」
  • 非常―中国笑話の流行
  • 川柳―笑いのシステム化
  • 遊戯―パロディとしての狂詩・狂歌
  • 諷刺―自嘲の笑いが諷するもの
  • 俳画―画俳両道の人
  • 論争―尊大のおや玉 VS.浮浪士
  • 半可通―色男、金あり、力なし
  • 化物―虚を虚として楽しむ
  • 捷才―笑いのない笑い
  • 滑稽―卑俗コンビの人気
  • 漫画―「笑門来福」の教え
  • 日本の笑い

「BOOKデータベース」 より

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