そもそも島に進化あり
著者
書誌事項
そもそも島に進化あり
(新潮文庫, 11777,
新潮社, 2023.7
- タイトル読み
-
ソモソモ シマ ニ シンカ アリ
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注記
技術評論社2016年刊
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内容説明・目次
内容説明
島がひとつ、大海原に生まれた。新天地を求めて鳥が飛来し、彼らが運んだ種が根づく。動植物は島に満ち、独自な進化がそこここで始まる。それはちっぽけだけどかけがえのない「創世記」。小笠原諸島をフィールドとする鳥類学者が、ヤンバルクイナなど飛べない鳥の秘密、外来種の島に与える影響、そして生態系そのものを語る。そう、島は生命の教科書なのだ。地球人必読の傑作科学エッセイ。
目次
- 序 そもそも島は(イラズンバ)
- 第1章 島が世界に現れる(島にヤシの木は何本必要か;島を二つに分類せよ;新島、大海に立つ)
- 第2章 島に生物が参上する(島に招くには、まず隗より始めよ;食べれば海も越えられる;太平洋ヒッチハイクガイド;コンチキ号症候群;風が吹けば、誰かが儲かる;早い者勝ちの島;翼よ、あれが島の灯だ)
- 第3章 島で生物が進化を始める(さらば、切磋琢磨の日々よ;島の「し」は、進化の「し」;正しい固有種の作り方;多様化する世界;動物がときめく島の魔法;植物がかかる島の病;フライ、オア、ノットフライ;だって海鳥ですもの)
- 第4章 島から生物が絶滅する(楽園の落日;闘え!ベジタリアン;プレデター VS エイリアン;拡散する悲劇;カガヤクミライ)
- 第5章 島が大団円を迎える(天地開闢;あなたの島の生まれるところ)
「BOOKデータベース」 より