無限角形 : 1001の砂漠の断章

書誌事項

無限角形 : 1001の砂漠の断章

コラム・マッキャン著 ; 栩木玲子訳

早川書房, 2023.4

タイトル別名

Apeirogon

タイトル読み

ムゲンカクケイ : 1001 ノ サバク ノ ダンショウ

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内容説明・目次

内容説明

無限角形―それは限りなく円に近く、決して円ではない多角的のこと。バッサム・アラミンはパレスチナ人。ラミ・エルハナンはイスラエル人。二人の住む世界は紛争に満ち、車の通行が許される道路、娘たちが通う学校、そして検問所まで、日常生活のあらゆる場面で、物理的にも精神的にも生きるための交渉が必要となる。バッサムの10歳の娘アビールがゴム弾で命を落とし、ラミの13歳の娘スマダーが自爆テロの犠牲となったことで、彼らの世界は取り返しのつかないほど変化する。互いの境遇を知ったバッサムとラミは、自分たちをつなぐ喪失感を認識し、いつしかその悲しみを平和のための武器にしていく。紀元前から現代まで、エルサレムを中心とした世界の神話、政治、文学、音楽など1001の断片を編み込んだ、家族と友情、愛と喪失にまつわる、私たちについての物語。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD02777477
  • ISBN
    • 9784152102300
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    685p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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