双生児は囁く
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双生児は囁く
(カドカワ・エンタテインメント, . 横溝正史<未収録>短編集||ヨコミゾ マサシ ミシュウロ クタンペンシュウ)
角川書店, 1999.9
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ソウセイジ ワ ササヤク
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Contents of Works
- 汁粉屋の娘
- 三年の命
- 空家の怪死体
- 怪犯人
- 蟹
- 心
- 双生児は囁く
Description and Table of Contents
Description
最後の探偵作家と言われた横溝正史のデビュー作は、大正十(1921)年四月、『新青年』に発表した「恐ろしき四月馬鹿」だった。そして、絶筆となった昭和五十五年(1980)年発表の「上海氏の蒐集品」まで、創作活動はじつに六十年にもおよんだ。その間に発表された作品は、探偵小説、現代小説、捕物帳、少年少女小説など幅広く、にわかには数えられない。その膨大な横溝作品の中で、意外にも「未収録作品」が残されていたのである—。当時の雑誌や新聞に発表されたきりで、まさに埋もれていた幻の小説。横溝ファンにとっては、まぎれもなく必読の一冊であろう。
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