近代日本の思想変動と浄土真宗 : 教化・連帯・転向

書誌事項

近代日本の思想変動と浄土真宗 : 教化・連帯・転向

佐々木政文著

法藏館, 2023.7

タイトル別名

Thought change in modern Japan and Shin Buddhism : indoctrination, solidarity and conversion

近代浄土真宗の社会思想史的研究 : 一九一〇-三〇年代における「社会」的領域の創出と宗教意識

近代日本の思想変動と浄土真宗 : 教化連帯転向

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ シソウ ヘンドウ ト ジョウド シンシュウ : キョウカ・レンタイ・テンコウ

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注記

博士学位論文「近代浄土真宗の社会思想史的研究 : 一九一〇-三〇年代における「社会」的領域の創出と宗教意識」(東京大学、2019年提出)に大幅な加筆・修正を施したもの

内容説明・目次

内容説明

浄土真宗教団の社会事業に、「国家への従属」以外の意義を見出す。

目次

  • 社会思想史研究の対象としての浄土真宗
  • 第1部 一九一〇年代の部落改善/融和政策と浄土真宗(奈良県における民衆教化政策と被差別部落;融和政策における宗教活用論の成立;貯蓄/浄財観から見た全国水平社創立の背景)
  • 第2部 一九二〇年代における社会事業の成立と浄土真宗(大谷派融和運動の成立と人格主義思想;本願寺派融和運動の成立と関東大震災)
  • 第3部 一九三〇年代の治安維持法運用と浄土真宗(浄土真宗教団における転向強制の論理;司法省の転向誘発政策と知的情報統制;転向者の浄土真宗信仰)
  • 浄土真宗思想と近代日本社会

「BOOKデータベース」 より

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