虐殺のスイッチ : 一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?
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虐殺のスイッチ : 一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?
(ちくま文庫, [も19-3])
筑摩書房, 2023.7
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虐殺のスイッチ : 1人すら殺せない人がなぜ多くの人を殺せるのか
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ギャクサツ ノ スイッチ : ヒトリ スラ コロセナイ ヒト ガ ナゼ オオク ノ ヒト オ コロセル ノカ
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Note
出版芸術社 2018年刊の加筆・訂正
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮、関東大震災の朝鮮人虐殺、インドネシア政権による虐殺、ルワンダ・フツ族のツチ族虐殺…、歴史を、世界を見渡すと、虐殺事件は繰り返し起き、あふれている。なぜごく普通の善良な市民が、同じように普通の人をいとも簡単に殺すのか、しかも大量に。キーになるのは、集団と同調圧力。集団が熱狂し変異して起きる虐殺のメカニズムを考える。
Table of Contents
- 1 なぜ人はこれほど残虐になれるのか―カンボジアの残像
- 2 どうしても学校や会社には適応できない―僕が虐殺に関心を抱いた理由(その1)
- 3 オウムを撮ることで気づいたこと―僕が虐殺に関心を抱いた理由(その2)
- 4 生きものの命は殺してもいいのか
- 5 人を殺してはいけない理由などない
- 6 もとからモンスターである人などいない
- 7 この世界は虐殺に満ちている
- 8 集団と忖度―虐殺の核にあるもの
- 9 善良な人々が虐殺の歯車になるとき
- 10 虐殺のスイッチを探る
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