ジャパン・ディグニティ
著者
書誌事項
ジャパン・ディグニティ
産業編集センター, 2023.7
新版
- タイトル別名
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新版ジャパン・ディグニティ
- タイトル読み
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ジャパン ディグニティ
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注記
"本書は『ジャパン・ディグニティ』(2014年)に加筆修正し、書き下ろしを収録した新版です。"--巻末([384] p)の記述による
参考文献: p330-331, 377(p377は【新版 特別書き下ろし】の参考文献)
津軽塗用語: p382-383
著者名「高森」の「高」の字体は「はしごだか」
【新版 特別書き下ろし】: p336-376
新版 あとがき: p378-380
内容説明・目次
内容説明
22歳の美也子は津軽塗職人の父と、デイトレーダーをしている風変わりな弟との三人暮らし。母は、貧乏暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出て行った。美也子はスーパーのレジ係の傍ら、家業である津軽塗を手伝っていたが、元来の内向的な性格と極度の人見知りに加え、クレーマーに苛まれてとうとうスーパーを辞める。しばらくの間、充実した無職ライフを謳歌していたが、やがて、津軽塗の世界に本格的に入ることを決めた。五十回ほども塗りと研ぎを繰り返す津軽塗。一人でこつこつと行う手仕事は美也子の性に合っていて、その毎日に張りを与え始める。父のもとで下積みをしながら、美也子は少しずつ腕を上げていき、弟の勧めで、オランダで開催される工芸品展に打って出ることに。青森の津軽塗を通して紡ぐ、父娘の絆と家族の物語。
「BOOKデータベース」 より