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隣人の素顔と現在

(集英社新書, 1099B . 韓国カルチャー / 伊東順子著||カンコク カルチャー ; [正])

集英社, 2022.1

タイトル読み

リンジン ノ スガオ ト ゲンザイ

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注記

ウェブサイトの新書プラス『カルチャーから見る、韓国社会の素顔』(2020年11月-2021年9月)を元に加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

韓国カルチャーが世界で人気を博している。その理由は、それらが韓国社会の“いま”を巧妙に映し出す鏡であるからだ。近年話題となった小説、ドラマ、映画などのさまざまなカルチャーから見た、韓国のリアルな姿を考察する。

目次

  • 小説と映画、それぞれの凄絶『82年生まれ、キム・ジヨン』—憑依する「恨」、フェミニズムの時差と逆転、母は清渓川で働いていた
  • 成長物語としての、ドラマ『サイコだけど大丈夫』—治癒のための韓国料理、家族と戦争のトラウマ、「クレメンタインの歌」の謎
  • 北朝鮮の人々は『愛の不時着』を見たのだろうか?—北朝鮮における韓流、過去と現在
  • 韓国ドラマ・映画と北朝鮮—「北のヒーロー」、その系譜 映画『南部軍』からドラマ『愛の不時着』まで
  • 『梨泰院クラス』(1)—ダイバーシティとしての梨泰院 レインボーカラーが交差する街で見た夢
  • 『梨泰院クラス』(2)—基地の街から外国人労働者の街へ 私にとっての梨泰院
  • 映画『ミナリ』—これまでとは少し違った「韓国系移民の物語」受賞の喜びと、さまざまな感想
  • 光州は世界をつなげる—パク・ソルメ著『もう死んでいる十二人の女たちと』と映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』、そして白竜、高橋悠治、富山妙子の世界へ
  • 韓国の財閥とは?—ドラマ『Mine』から、そのリアルに迫る
  • なぜ、ドラマ『SKYキャッスル』が韓国を知るうえで重要と言われるのか?—「上級階級の妻たち」がモンスター化する、その理由
  • 『賢い医師生活』で知る、韓国の人々の幸福感や倫理観—頑張ってきた自分は、次は何に頑張ればいいのだろう?
  • チョンセと再開発—不動産階級社会としての韓国 ドラマ『賢い医師生活』、映画『パラサイト 半地下の家族』、小説『こびとが打ち上げた小さなボール』、小説『野蛮なアリスさん』

「BOOKデータベース」 より

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