戦時下のウクライナを歩く
著者
書誌事項
戦時下のウクライナを歩く
(光文社新書, 1264)
光文社, 2023.7
- タイトル読み
-
センジカ ノ ウクライナ オ アルク
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内容説明・目次
内容説明
2022年2月24日、突如として始まったロシアのウクライナ侵攻。「首都キーウはすぐに陥落する」という各国の予測を覆し、ウクライナは今も徹底抗戦を続ける。戦いの趨勢は逐一報道され、ゼレンスキー大統領の一挙手一投足は注目の的だ。ウクライナのニュースを目にしない日はない。一方で、ウクライナで今を生きる人々の声を聞くことは少ないのではないだろうか。強いられた地下壕での避難生活、ロシア軍による拉致・監禁、自宅近くに落ちるミサイル―。戦争で変わった日常に対して、彼らは何を感じて、日々をどう暮らしているのだろうか。本書では、そんな戦時下で生きる人々の声を、ジャーナリストが実際に現地を歩いて記録。ウクライナの人々の本音に耳を傾ける。
目次
- 第1章 立ち上がる人、逃れる人―キーウ首都防衛戦の中で
- 第2章 占領下の町で何があったのか―拷問され、遺体となった隣人
- 第3章 消滅した50万人都市―そこでは何が起きたのか
- 第4章 文化と言語をめぐる戦い―バイリンガル社会のゆくえ
- 第5章 ボランティアが支える市民生活―助け合いの絆を断たないために
- 第6章 戦争の前線に立つ市民―彼らはなんのために戦うのか
- 第7章 キーウの豊かな生活の裏で―ミサイルが落ちてくる日常
- 第8章 市民が語るゼレンスキー大統領―ウクライナを一つにしたもの
「BOOKデータベース」 より