それからの帝国
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それからの帝国
光文社, 2023.7
- タイトル読み
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ソレカラ ノ テイコク
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注記
初出: 「小説宝石」2007年7月号から2011年3月号(連載時のタイトルは「酒を飲まなきゃ始まらない」)
内容説明・目次
内容説明
「悪の帝国」というようなレッテル貼りでは、あの国のことを理解できない。ソ連邦末期から現在へ―巨大国家を内部から揺るがす知識人との対話から著者は何を見つけたのか。
目次
- 第1章 前夜(三位一体の乾杯;革命は酒場から始まる;ジョージアレストラン「アラグヴィ」;無責任体制;バルト三国の風土;モスクワ・リガ駅;ラトビア人のアイデンティティ;連邦を構成する条約;二重スパイ;警告のシグナル;世界観の全体主義;ナショナル・ボルシェリズム;3日で終わったクーデター)
- 第2章 失踪(外交行嚢の現金;拘置所にて;コヘレトの言葉;保釈;研修指導官;スターバックス;井上邸訪問)
- 第3章 再会(サンクトペテルブルクからの電話;招待状;断酒;靖国神社;沖縄系日本人;懲罰部隊;ハマーセンター;ナショナリズムへの傾倒;公定ナショナリズム;鈴木宗男事件;メドベージェフ;日本の形勢悪化;記録と記憶;継承;急ぎつつ、待つ)
「BOOKデータベース」 より