平治の乱の謎を解く : 頼朝が暴いた「完全犯罪」
著者
書誌事項
平治の乱の謎を解く : 頼朝が暴いた「完全犯罪」
(文春新書, 1405)
文藝春秋, 2023.7
- タイトル別名
-
平治の乱の謎を解く : 頼朝が暴いた完全犯罪
- タイトル読み
-
ヘイジ ノ ラン ノ ナゾ オ トク : ヨリトモ ガ アバイタ 「カンゼン ハンザイ」
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注記
年表あり
参考文献: p349-351
内容説明・目次
内容説明
後白河上皇の最側近として政治を動かしていた信西が死に、源義朝・頼朝親子は敗れて「反逆者」とされ、平清盛が台頭、武士の世への大転換につながっていく―。だが、この平治の乱には多くの謎が残されている。「事件」はいかに「解決」するか?歴史研究の醍醐味をお届けする。
目次
- プロローグ―平治の乱に秘められた完全犯罪(平治の乱の主な舞台と京都;平治の乱の主な関係人物)
- 事実経過編(真相解明を妨げるもの;三条殿襲撃事件;二条天皇脱出作戦;京都合戦;二条派失脚事件)
- 全容究明編(保元の乱の恩賞問題と源義朝;先行学説の弱点と突破口;二条天皇黒幕説の論理的証明;源頼朝の証言と三条殿襲撃の「王命」;「信西謀反」の真相と守覚擁立計画;残された謎―信西・清盛・後白河の動向)
- 最終決着編(二条の勝利と後白河の逆転勝利;乱の記念碑―新日吉・新熊野・法住寺殿;孤立する二条の死と平清盛の覇権;乱の清算―「朝の大将軍」の鎌倉幕府)
- エピローグ―平治の乱の新たな全貌
「BOOKデータベース」 より