エドワード四世の王領政策 : イギリス絶対王政の先駆け

著者

    • 工藤, 長昭 クドウ, トシアキ

書誌事項

エドワード四世の王領政策 : イギリス絶対王政の先駆け

工藤長昭著

ブイツーソリューション , 星雲社 (発売), 2023.8

タイトル読み

エドワード 4セイ ノ オウリョウ セイサク : イギリス ゼッタイ オウセイ ノ サキガケ

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内容説明・目次

内容説明

一次史料の分析に基づく歴史叙述。イギリス絶対王政の源は、バラ戦争を背景とした、ヨーク朝のエドワード四世治世にあった!私有所領管理機構の王室領管理への導入。身分の低い者たちを役人として採用。王権を制限する財務府機能の無力化。チェムバー(王室財務部)の創設。

目次

  • 第1章 エドワード四世の王室領回収―王室領回収法を中心に(きっかけ;『クロウランド年代記』(Crowland Chronicle)の記述;エドワード四世による勅語;一四六七年のエドワード四世の王室領回収法;国王の窮乏から起こってくる害悪とその対策)
  • 第2章 王室府運営における財源拡大政策(王室府運営の強化政策;私有所領管理機構の王室領経営への導入;ランカスター公領経営方式の導入)
  • 第3章 地方における新たな王領管理機構(一四六一‐六三年のジョン・マイルウォーターの会計録;回収所領・復帰所領・没収所領)
  • 第4章 官僚制の先駆け(所領の賦与、贈与および売却;主な地方役人・出納官とチェムバーならびに財務府との関係)
  • 第5章 中央行政における変革(財務府の二つの変革;チェムバーによる王領歳入機構)

「BOOKデータベース」 より

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