鉄道と愛国 : 中国・アジア3万キロを列車で旅して考えた

書誌事項

鉄道と愛国 : 中国・アジア3万キロを列車で旅して考えた

吉岡桂子著

岩波書店, 2023.7

タイトル別名

鉄道と愛国 : 中国アジア3万キロを列車で旅して考えた

タイトル読み

テツドウ ト アイコク : チュウゴク アジア 3マンキロ オ レッシャ デ タビシテ カンガエタ

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注記

著者「吉岡」の「吉」は「士」が「土」の置き換え

日本と中国・アジアの高速鉄道をめぐる動き: p285-288

内容説明・目次

内容説明

戦後日本の発展の象徴、新幹線。アジア各地で高速鉄道の新設計画が進み、中国が日本と輸出を巡って競い合う現在、新幹線はどこまで日本の期待を背負って走るのか。一九九〇年代から始まった新幹線商戦の舞台裏を取材し、世界最長の路線網を実現した中国の高速鉄道発展の実像に迫る第一部、中国、香港、韓国、東南アジア、インド、ハンガリーなど世界各地をたずね、鉄道を走らせる各国の思惑と、現地に生きる人々の声を伝える第二部を通じて、時代と共に移りゆく日中関係を描き出し、日本の現在地をあぶりだす。

目次

  • 第1部 海を渡る新幹線(幻の新幹線輸出計画;友好の象徴 打算と贖罪;鉄輪VSリニア 紆余曲折;砕けた友好の呪文 政冷経熱;中国高鉄大躍進と急減速;そして、あの事故 暗転;国威を乗せたライバル;赤い超特急「復興号」と鉄のラクダ)
  • 第2部 大東亜縦貫鉄道と一帯一路(歴史の貯蔵庫、瀋陽鉄路陳列館で「あじあ」号に出会う;三本のレールに歴史あり 中越を結ぶ寝台列車;ラオスの夢か、中国の罠か 「陸鎖国」に乗り込む鉄道;マイペースなタイ マイペンライな新幹線;「マラッカジレンマ」がせきたてるマレーの鉄路;バンドン・ショックの示唆 インドネシア;「赤いはやぶさ」発車ベルはいつ? インド;「契約一〇年機密」の鉄道 ハンガリー;「ひかり」「のぞみ」が走った鉄路で 韓国;デモ隊と歩いたトラムの道 香港)

「BOOKデータベース」 より

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