書誌事項

土方久功正伝

清水久夫著

東宣出版, 2023.5

改訂版

タイトル読み

ヒジカタ ヒサカツ セイデン

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注記

土方久功略年譜: p278-282

内容説明・目次

内容説明

昭和4(1929)年3月、28歳の土方久功は、単身南洋パラオへ渡った。着いて3か月後、南洋庁の嘱託に採用され、島の子供たちが学ぶ公学校で木彫を教えた。その時の教え子は、後にパラオの民芸品「ストーリーボード」を制作し、今日まで受け継がれている。久功は、南洋に13年間滞在し、島の人々とともに暮らし、「日本のゴーギャン」と呼ばれた。彫刻の制作をするとともに、民族学調査を行った。久功は、関東大震災の前年から死の5日前まで55年に渡って日記を書き続けた。膨大な日記からは、自己に忠実に生きようとした姿が伺える。日記は、民族学のフィールドノートとして貴重であるとともに、丸木俊、中島敦との親交についても書かれている。

目次

  • 第1章 幼年から青年時代へ
  • 第2章 死の影
  • 第3章 遥かなる南洋へ―パラオの生活
  • 第4章 孤島に生きて
  • 第5章 再びパラオへ―丸木俊と中島敦
  • 第6章 戦時下の日本へ
  • 第7章 ボルネオから土田村へ
  • 第8章 戦後東京の生活
  • 第9章 パラオ、サタワル島の人々との交流
  • 終章 栄達、名誉を求めぬ一生

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03120445
  • ISBN
    • 9784885881107
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    v, 282p, 図版 [4] p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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