買い負ける日本
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書誌事項
買い負ける日本
(幻冬舎新書, 696,
幻冬舎, 2023.7
- タイトル読み
-
カイマケル ニホン
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注記
叢書番号「さ-5-5」はブックジャケットによる
主要参考文献: p242-246
内容説明・目次
内容説明
かつては水産物の争奪戦で中国に敗れ問題になった「買い負け」。しかしいまや、半導体、LNG(液化天然ガス)、牛肉、人材といったあらゆる分野で日本の買い負けが顕著になっている。買価が安く、購買量が少なく、スピードも遅いのに、過剰に高品質を要求する日本企業の体質が原因だ。過去の成功体験を引きずるうちに、日本企業は客にするメリットのない存在になったのだ。調達のスペシャリストが目撃した絶望的なモノ不足と現場の悲鳴。生々しい事例とともに、機能不全に陥った日本企業の惨状を暴く。
目次
- 第1章 売ってもらえない国、日本(半導体を売ってもらえない;木材を売ってもらえない;貿易船に寄ってもらえない;LNG(液化天然ガス)を売ってもらえない;食料を売ってもらえない;労働力を売ってもらえない)
- 第2章 日本はなぜ「売ってもらえない」国になったのか―買い負けニッポンの印象的なエピソード(上部構造:日本産業の没落;下部構造:多層構造;下部構造:品質追求;下部構造:全員参加主義・全員納得主義)
- 第3章 日本が「売ってもらえない」国になるまでの歴史的系譜
- 第4章 「売ってもらえない国」から脱出するための12の提言
「BOOKデータベース」 より