戦争の近現代史 : 日本人は戦いをやめられるのか

書誌事項

戦争の近現代史 : 日本人は戦いをやめられるのか

保阪正康著

(幻冬舎新書, 700, [ほ-10-1])

幻冬舎, 2023.7

タイトル読み

センソウ ノ キンゲンダイシ : ニホンジン ワ タタカイ オ ヤメラレル ノカ

内容説明・目次

内容説明

世界がウクライナ戦争で大きく揺らぎ始めている。再び戦争の時代に戻りそうな端境期にある今だからこそ、歴史から多くを学ぶべきだと主張する著者は、これまで軍指導者や兵士など延べ四千人に取材し、戦争と日本について五十年近く問い続けてきた。なぜ近代日本は戦争に突き進んだのか?戦争を回避する手段はなかったのか?明治・大正と昭和の戦争の違いとは?それらを改めて検証する過程で新たに見えてきたのが、これまでの「戦争論」を見直す必要性である。本書では、日本近現代の戦争の歴史から、次代の日本のあるべき姿を提言する。

目次

  • プロローグ 新しい時代が始まる
  • 第1章 「明治時代」と二つの戦争
  • 第2章 「大正時代」と第一次世界大戦
  • 第3章 「太平洋戦争」での崩壊
  • 第4章 継承の原点としての「昭和後期」
  • 第5章 「平成」という時代の姿勢
  • 第6章 「令和」からの新しい視点
  • 第7章 「二〇二二年」はどのような歴史の転換点か
  • 第8章 戦争とテロという二つの事象
  • エピローグ 新しい時代の戦争学とは何か

「BOOKデータベース」 より

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